カテゴリー「旅行・地域」の11件の記事

タイの暴動

タイの暴動が拡大しています。

バンコク中心部の大型商業施設が焼け落ちた姿は衝撃的な映像でした。

犠牲者も随分出ているようです。

私はタイやタイ料理は結構好きで、昔は家族で何度か行ったこともあるので(もっぱら海辺のリゾート地ですが)、今の状況はとても心配です。

物価も安いし食べ物もおいしく、ほほえみの国と呼ばれるほどフレンドリーな人ばかりで、楽しい想い出しかないのですが、こんなことになっているのは信じられない気持ちです。

今もきっと日本人の長期滞在者などたくさんいるのではないでしょうか。

早く治安が安定して、「ほほえみ」を取り戻してもらいたいと願わずにいられません。

好きな温泉旅館:繋温泉 ひぃなの宿 湖山荘

ここは、私の中では「他人に教えたくない宿」北日本部門でかなり上位にランクインされる旅館です。

なので、皆さん、できれば今回は読まないでください!

さて、ここは何がお勧めかというと、まずは景色です。

目の前には御所湖が視界一面に広がり、そのかなたには岩手山や八幡平(?)の山々が雄々しく立ち並んでいます。その景観はとにかくすばらしく、まるでスイスを思わせる(行ったことはありませんが)雄大な情景です。

離れの部屋に泊まると、その雄大な景色を、部屋からはもちろん、露天風呂からも眺められ、まるで夢のようです。晴れていれば、夕方、真っ赤に燃える夕日が湖に静かに沈んで行く様子が見られます。これは、本当に感動的です。

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時間を忘れて、ただひたすら見つめていました。

更に、温泉。大露天風呂は北日本でも最大級の大きさで、伸び伸び入れます。夜はとくに人も余りいないので、夜空を眺めながら貸切気分が味わえます。

内湯は昔ながらの風情ある小さなお風呂と、御所湖が眺められる新しいお風呂の2カ所ありますので、露天風呂と合わせて、ちょっとした湯巡り気分が味わえます。

お料理も、地鶏料理や岩手の雫石牛と短角牛の2種炭火焼き、川魚の刺身や山菜料理など、気取らず、素朴な、でも心のこもったおもてなし料理が並び、和ませてくれます。

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これだけのロケーションと料理と大露天風呂があって、なおかつ露天風呂付の「離れ」に泊まるとなると、首都圏だと1泊ウン万円は覚悟だと思いますが、こちらは平日料金で3名1部屋だと約22000円、4名1部屋だと何と18,000円台ということで、驚きのお値段です(ただし、露天風呂付は離れの中でも1室だけのようです)。

スタッフの方々も気さくでとても感じのいい方ばかりでした。夕食後には使った箸に絵付けをさせてくれるサービスもあり、翌日はそれを持ち帰らせてくれるなど、ホスピタリティにも感心させられました。とにかく、温かいぬくもりの感じられる旅館です。

ネックは仙台から車で2時間ちょっとと、やや遠いところかな~

あ~、教えたくない宿なのに、一杯書いてしまった。

皆さん、読んでもいいけど、なるべく行かないでね!

ひぃなの宿 湖山荘

http://furusato-no-kioku.net/index.php

好きな温泉旅館:秋保温泉 佐勘

やはり宮城県の温泉宿と言えば、ここを外すことはできないでしょうね。

旅館のHPによると、秋保温泉の歴史は今から1500年ほど前の欽明天皇の時代にまで遡るそうです。

佐勘はその秋保温泉の元湯で、江戸時代にはかの伊達正宗公も湯浴みに訪れたというゆかりの宿です。秋保温泉の中でもひときわ高い格式を誇っています。

先日、本当に何年ぶりかで佐勘に泊まる機会がありました。仙台弁護士会の執行部が3月一杯で任期満了となったので、みんなで打ち上げに行ってきたのです。いや~、一年間の任務を無事果たした後の温泉旅行はホントに楽しかったですね~。

佐勘は秋保の大型旅館の中では比較的落ち着いた雰囲気で、大人の宿って感じです。

お風呂は大浴場が夜・朝で男性用・女性用が入れ替わりになるので、是非両方入りたいところ。それぞれ露天風呂があり、とても気持ちのいいお湯です。

地下3階の川沿いにある露天風呂「名取りの御湯」は小さいけど風情があり、歴史を感じるお風呂です。こちらは夜と朝で男女入れ替わりですので、入りそびれないようご注意(夜が女性です)。

さて、夕食のメインは仙台牛のしゃぶしゃぶで、とろけるおいしさでした。これはかなりこだわりの牛肉のようです。それ以外にも山菜や地元の食材を使った料理が多く、どれも楽しめました(でも、宴会モードですぐ酔っぱらっちゃったので、細かいことは良く覚えていません。ゴメンナサイ)。最後のご飯も1人ずつの釜炊きで、とてもおいしいご飯でした。

印象に残ったのは、朝食で、鶏肉などが入ったコラーゲン風鍋でベビーリーフをしゃぶしゃぶにして食べるというもの。見るからにヘルシーできっと女性客に人気だと思います。もちろん、男性が食べてもさっぱりしていて朝にはちょうどいい感じです。

あと、宴会後の二次会会場には「蔵」(本物の蔵の中をバー風にしているもの)があり、これがまたシックでいい雰囲気です。みんな解放感いっぱいでワインを何本も空けてしまいました。

最近は団体旅行が減って大型旅館は受難の時代ですが、これからもずっと残っていって欲しい温泉宿の1つですね。

またまた葉山館

週末にかみのやま温泉の葉山館に行ってきました。

私の「弁護士会総会無事終了祝い」と、息子の「期末試験終了祝い」という名目で。

以前に「好きな温泉旅館」でも取り上げましたが、ここは比較的リーズナブルなお値段の割にはお料理がとてもいいと思います(今回もお部屋は一番リーズナブルな「四季亭」でした)。

五種前菜盛りから始まって、メインのローストビーフやデザートまで、派手さはないものの、地元の食材を使った丁寧なお料理が並びます。

デザートの「フルーツの『はえぬき』フォンデュ」は、フルーツを「はえぬき」という地元米の粉を溶いた甘いソースにからめて食べるもので、ほのぼのと楽しい気分になります。

それと、朝食は和食・洋食から選べますが、我が家のお気に入りは断然洋食。

パンは焼きたてでおいしいし、スープに前菜・サラダもたっぷり、メインのキッシュ(オムレツも選べます)やミニハンバーグなど、質量ともに大満足です。町場のランチセットだとしたら、2000円くらいに相当するんじゃないかな・・・。

欲を言えば、大浴場がもう少し広くて露天風呂からの景色が良ければなおいいんですが、それは贅沢というものでしょう。

すごくのんびりできるいい宿です。お客さんも一杯来ていたようでしたよ。

かみのやま温泉葉山館

http://www.hayamakan.com/

好きな温泉旅館その5:鎌先温泉みちのく庵(宮城県白石市)

宮城県の南端白石市にある鎌先温泉は、古くから湯治場として栄えた温泉地で、風情ある温泉宿が何件も並んでいるエリアです。南端と言っても、高速を使えば仙台から40分程度なので、全く不便はありません。

その中でも、温泉街から少し離れた高台にある1軒家がこちらのみちのく庵です。

5年ほど前に一度弁護士会の関係で行ったことがありましたが、今回、久しぶりに今度は家族で行ってみました。

こちらの一押しはまずお料理。夕食には、見た目にもきれいで、繊細な味付けのお料理が一品ずつお部屋に運ばれてきます。

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まずは前菜と先付けです。彩りも良く、秋らしい盛りつけです。

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メインの牛肉の温泉蒸しもさっぱりしていて上品な味付け                                                             

                                                                               

                        

                                

次に、部屋やお風呂からの眺めも最高です。高台にあるため、蔵王連邦が一望できます。私が行ったときはちょうど紅葉が見事な時期で、朝には雪も舞っており、とても幻想的でした。                      

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部屋の窓からも、大浴場の露天風呂からも、蔵王連邦の絶景がすぐ目の前です。5年前に行ったときは梅雨どきだったので紫陽花がきれいでした。                            

                  

                      

                 

            

館内はこじんまりしていて、部屋と大浴場のほかには何もありませんが、こんな絶景に囲まれて、静寂の中で露天風呂にゆっくりつかっていると、本当に心が洗われるような気持ちになります。首都圏のお客さんが多いそうですが、その気持ちも良く分かる気がします。

喧噪から逃れてひたすら静かな時間に包まれるのにはぴったりの隠れ家的な宿と言えるでしょう。

欲を言えば、もう少しパブリックが充実しているといいかな。例えば、湯上がりにロビーでジュースや甘酒などが振る舞われるとか・・・。あと、せっかく宮城は地酒どころなので、地酒を中心に飲み物メニューを充実していただけると、酒飲みにはありがたいところですね。

鎌先温泉 みちのく庵

http://www.michinokuan.com/

好きな温泉旅館その4:かみのやま温泉 葉山館

山形県かみのやま温泉から2件目のエントリーです。

この地区には全国的に有名な大型旅館「古窯」があるので、それに触発されてレベルを競っているのでしょうか。いい旅館が多いようです。

葉山館は決して広くない敷地をとてもうまく活かして造られている中規模旅館です。

よく雑誌のパンフレットに載っている竹林風の坪庭は、3階の中央付近にあり、上が吹き抜けになっています。

「ああ、これこれ」って感じですが、実際に見るとなかなか圧巻です。

客室も、周りに建物があるため眺望を確保できない代わりに、部屋風呂の奥に小さな坪庭を造ってあり(客室からも見えます)、ちょっとした風情を醸し出しています。

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食事は個室でいただきましたが、そこにもちょっとした坪庭があって風流な味わいです。

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もちろん、お食事も地元の山形牛のしゃぶしゃぶや盛りつけもきれいな前菜など、質・量ともに納得でした。

地元のリピーターが多いというのもうなずけますね。

                                                         

あと、3階にあるパブリックスペースも、調度品やソファーが気持ちよく、ちょっと雑誌を読んだりしてくつろぐのにちょうどいいスペースです。全体に落ち着いた雰囲気でのんびりできる宿と言えるでしょう。

改装してやや高級な翠葉亭というのもできたようですが、リーズナブルな一般客室でも十分満足できると思います。

かみのやま温泉 葉山館

http://www.hayamakan.com/main.html

ホテルオークラ東京

先日、身内の結婚式があり、泊まりがけで東京に行ってきました。

せっかくなので、初めてホテルオークラに泊まってみました。

普通に泊まるとかなりお高いのだと思いますが、今回はJR券付きのパックプランを利用したところ、なんと、東京往復新幹線料金相当額プラス1人あたり約7,000円(トリプルルーム利用)という格安料金で泊まることができました。

部屋も広いし、バスタブには、よくあるカーテンではなくて引き戸式のガラス戸が付いており、シャワーの水はねを気にせずのんびりバスタイムを楽しむことができて妻は大感激。

これにウェルカムドリンク(バーでカクテル1杯・・・ただし、今回は使用せず。残念!)と朝食(3,000円相当)が付いてこのお値段とは、目ン玉飛び出るほどお得!でした。

オークラと言えばお料理が有名ですが、朝のバイキングもさすが!とうならせる品揃えでした。卵料理は3~4品くらいあり、肉・野菜・パン・グラタンなども種類が豊富。お粥・リゾットなどお米料理もあります。もちろん、和食の品揃えも味噌汁・湯豆腐・漬け物その他充実。さらにはチーズやシャンパンもあり、朝からリッチな気分になりました。デザートも定番のフルーツやヨーグルトのほかにタピオカココナッツミルクなど盛りだくさん。意外においしかったのがフルーツグラタン(これはお料理にカウントして良いのかデザートにカウントして良いのか迷うところ)。まるでリゾートホテル並の品揃えで、さすが「世界のオークラ」と食事中何度もうなってしまいました。

あと、もう1つ注目してたのはホテルマンです。実を言うと、私はかねてよりホテルマンの立ち居振る舞いは格好良くて憧れているのです。

いつも背筋をシャンと伸ばし、キリリとした面持ちで、お客様にどんなことを頼まれても慌てず騒がず、落ち着いてこなす頼もしさとスマートさ、それでいていつも笑顔を忘れないフレンドリーさは、私たち弁護士の接客態度もかくあるべしと思わされます。

私は密かに、お客様に接するときはホテルマンになった気分で接しています(どこまでそう見られてるかは分かりませんが)。

なので、「世界のオークラ」のホテルマンに注目してたのですが、特に何か特別なことを頼んだ訳ではないのでびっくりするようなことはなかったものの、さすがに皆さん落ち着いた物腰でかっこいいホテルマンばかりでした。

いろいろな意味でモチベーションが上がった1日でした。

好きな温泉旅館その3:作並温泉 ゆづくしの宿一の坊

地元仙台近郊にもいい温泉宿はたくさんありますが、まずは作並温泉一の坊をエントリーします。

こちらの売りはなんといっても渓流沿いの露天風呂。立ち湯その他趣向を凝らした4つ位の湯船があります。すぐ近くを流れる広瀬川は手を伸ばせば届きそうなほどの近さ(これはちょっと大げさかな)。ダイナミックで野趣溢れる景観は時間を忘れていつまでも眺めてしまいます。それ以外にも、鹿のぞきの寝湯という小さめの露天風呂(こちらも結構落ち着きます)や内湯・貸し切り風呂もあり、全部回りきるのが大変なくらいです。

湯上がりどころでいただくふろふき大根(有料ですが)もホッとする味わいでおいしいです。

それとお勧めは朝食バイキング。

私は基本的にバイキング料理と言えば全種類の料理を取りたくなってしまうタイプなのですが(欲張り&貧乏性)、こちらのバイキングは種類が多すぎて、嬉しい反面困ってしまう程です。

宿泊料金もまずまずリーズナブルなので、弁護士会関係の会議や弁護士同士の合宿などでも利用することがたまにあります。仙台弁護士会でも人気の宿の1つと言えるでしょう。

作並温泉 ゆづくしの宿一の坊

http://www.ichinobo.com/sakunami/index.html

なお、系列旅館で、松島海岸「一の坊」、遠刈田温泉「温泉山荘だいこんの花」もお勧めです。

http://www.ichinobo.com/matsushima/

http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

好きな温泉旅館その2:志戸平温泉 遊泉志だて

岩手県花巻温泉郷の奥にある志戸平温泉の別館です。

客室は最近流行の和洋室風で、居間部分はやや狭いのですが、部屋に大きめのベッドが2つ備え付けてあります。

売り物は全室露天風呂付き!で部屋の外を流れる豊沢川を眺めながらのんびりバスタイムを楽しめます。

大浴場も、露天風呂の近くに川が流れており、夜は星空もきれいで、風情があります。

湯上がりどころではゆったりしたチェアーに、飲み物のサービスや足湯もあり、雑誌を眺めてゆっくり時間を過ごせます。

そして、この宿のお勧めはなんと言っても食事です。

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個室のお食事処で1品1品手の込んだお料理を堪能できます。味・ボリュームとも、大満足。

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器や盛りつけも凝っているので、見た目も楽しく飽きさせません。

若いスタッフのサービスもなかなか頑張っていて、やる気を感じさせる宿です。

仙台から花巻は結構遠いし、お値段もそれなりなのでなかなか行けませんが、また行きたい旅館の1つです。

遊泉志だて

http://shidate.jp/

ある温泉旅館で

ある温泉旅館に泊まったときのことです。

昼食が遅めだったので、夕食は6;30スタートにしてもらいました。

時間になって食事どころに行ったところ、食卓には先付けや小鉢2~3品が並んだほかに、メイン料理とおぼしき牛肉の鉄板焼きの用意がしてありました。そして、食事が始まるや、仲居さんはいきなり鉄板焼き用の燃料に着火したのです。

私たちは、先付けも食べ終わらないうちにメインを食べることになりました。

と思っていたら、すぐに、お吸い物、お造り、炊き合わせがまとめてどどんと運ばれて来て食卓は山盛り状態になり、大急ぎで食べました。

そのあたりで気づいたのですが、おそらく、他のお客さんは6時スタートの人が多いので、遅く始まった我々もどこかでその人たちに追いつかせ、進行を揃えたかったのでしょう。後半の揚げ物のあたりからはゆっくりした流れになりました。

料理自体はまずまずだったのですが、なんだかぞんざいに扱われた気がして、興ざめしてしまいました。

比較的リーズナブルなお値段の旅館だったのでそんなに厨房や仲居さんの人手も多くはないのでしょう。旅館の方の気持ちも分からなくはないのですが、せっかくホスピタリティを求めて行った客の立場としては、あまりあからさまにならないような気遣いが欲しかったと思います。

手抜きやお客様への気遣いのなさは、店側は毎日のことでだんだん意識しなくなってしまいますが、客側は敏感に感じ取ってしまうものです。

弁護士も接客業の1つですから、私もお客様にそんな思いをさせることのないよう、注意しなければと気持ちを新たにした1日でした。

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