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2012年5月の3件の記事

いわゆる「二重ローン問題」は二重にローンを組んだ人の問題ではありません。

知人のマスコミの方に言われて気付きました。

住宅が津波で流されて,それでもローンを払わなければいけないのか・・・という問題のことを弁護士はよく「二重ローン問題」という言い方をしています。

これは,次に家を買おうとしても二重にローンを組むことになって支払いができないから最初のローンを免除なりなんなりしてもらうようにしよう,というような意味で呼び始めたものなのですが,知らない人が聞くと,「二重にローンを組んでしまって,その結果,返済が苦しくなった人」の問題と捉えられるおそれがあるのではないかというのです。

確かにそのとおりで,現時点で既に「二重」にローンを組んでいる人はほとんどいないにも関わらず,「二重ローン問題」と言ってしまうと,自分は関係ないと思ってしまっている方もいるのかも知れません。

キャッチフレーズ的に分かりやすい言葉って何気なく使ってしまいがちですが,ときどき振り返ってみないといけませんね。

ということで,まだ二重にローンを組んでいない方でも,地震や津波で家が損壊してしまった方については,現在,「個人版私的整理ガイドライン」という方法で金融機関と掛け合ってローンを大幅に免除してもらえる仕組みができています。

弁護士会でもご相談いただけますし,沿岸部には出張相談も行ったりしていますので,「自分は二重にローンを組んでいないから関係ない」と思わずに,お気軽にご相談なさってみて下さい。

初めてのスカイプ

この前,ヨドバシカメラでwebカメラを購入し,スカイプのテレビ電話に初めて挑戦してみました。

試しに,石巻で開業している後輩弁護士と接続してやってみたのですが,音質も画質も驚くほど良かったのでビックリしました。

これで無料だなんて,技術の進歩ってすごいもんですね。

webカメラも最初は試しにと思って2000円ちょっとくらいの安いものにしたのですが,画質がよくてホントにビックリです(320万画素です)。

これならちょっとした打ち合わせとかにも十分使えますね。

あと,多少の追加料金を払うと複数箇所での接続もできるようになるみたいなので,弁護団会議なんかもありかも知れません。

弁護士はそれぞれ自営業でありながら,委員会活動とか弁護団とか,共同で何かをやることも多いので離れた場所でもリアルに情報をやりとりできる手段は本当に便利です。今は主にメーリングリストを利用することが多いのですが,これからはスカイプの利用も増えるかも知れませんね。

ただ,難点は,ネット上でのやりとりなのでセキュリティの心配があることと,なんと言ってもまだ加入者がそれほど多くないってことでしょうかね。

誰か仙台弁護士会の会員で暇な方いましたら,私までスカイプでテレビ電話かけてみて下さい(^^)。

DMいただければ折り返しスカイプ名をお知らせしますので。

東電に行ってきました。

連休の谷間の5月2日,東北弁連の代表幹事として東電本社に東北弁連の要望書をお渡ししに行ってきました。

東北弁連会長,日弁連副会長のほか,東北6県の会長が全員勢揃いというそうそうたるメンバーでした。先方も常務取締役が対応にあたっていました。

要望書の内容は,原子力賠償紛争解決センターの公表している「総括基準」や,センターでの和解実例を基にして,センターに申立をしていない直接請求の被害者の方の賠償請求についても適切に対応してもらいたいというものです。

東電では未だに直接請求の方に対しては「中間指針」「中間指針追補」を基準にして対応していますが,センターでどんどん新しい基準ができているのだから,順次それによって行くのが当然と言えます。直接請求の方はいわば素人の方も多いので,それをいいことにして中間指針で何とか丸め込もうというのは誠実な対応とは言えません。

センターでの解決は物的基盤が十分ではないなどいろいろな理由で解決が長引いているケースも多くなっています。みんながセンターに申立をすることになったら,それこそパンクしてしまうでしょう。

そのようなことも踏まえて,東電はきちんと対応して欲しいものです。

マスコミにもいくつか取り上げられました。

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201205032

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