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2012年2月の1件の記事

ブログでの名誉棄損にご用心

最近、ブログや掲示板などで発言で名誉を侵害されたというご相談が増えています。

ネット上での発言はご本人としては日記的な気持ちで書いていたとしても、不特定多数の目に触れるものなので、その内容があまりに酷い場合は当然に名誉棄損で民法上不法行為にあたる場合があります(ものすごく酷い内容であれば刑法上の名誉棄損罪にあたることももちろんありえます)。

「○山△夫」みたいに一部を伏せ字にしたり、実名をちょっと改変したりすれば名誉棄損にならないと思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが(実際、某掲示板ではそんな書き込みが大量にされていますが)、記事全体からその対象が特定される場合には十分に名誉棄損になります。

これを「同定性」と言い,実際の裁判ではこのあたりが争点になることが多いです(あとは真実性の証明とか)。

実際、去年2件の判決をもらいましたが、いずれも実名を少し改変した内容について、対象が特定されるとして不法行為を認めてもらいました(1件はネット上の書き込みではない事案でしたが)。

もちろん、表現の自由は日本国憲法で認められているので正当な批判行為は不法行為になりませんが、それを超えて悪意的な表現の場合には損害賠償が認められることがあります。

ブロガーのみなさん、くれぐれもご注意を。

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