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特捜部は解体的出直しを

厚労省元局長事件を巡って、大阪地検特捜部主任検察官が証拠を改ざんしたことが明らかになりました。

自分たちのストーリーに合わせて虚偽の供述調書を取ろうとすること自体も到底許されることではありませんが、証拠の改ざんまでやっていたとは、本当に言語同断と言うほかありません。

私は同じ法律家として、警察よりは検察庁の方がまだ信用できるという思いもありましたし、検察官で立派な人が沢山いることも良く知っていますが、このような事態に至っては、もはや検察庁の信用は地に堕ちたと言わざるを得ません。

近時の報道では上層部も認識していたのではないかとのこと。

仮にそれが事実であっても事実でなくても、このような事態が生じた背景には検察庁全体の組織的な問題があることは否定できないと思います。単に担当検事1人の問題ではない筈です。

検察庁は本当に原点に戻って、国民の信頼を回復するためにやるべきことを全てやらなくてはいけないと思います。

検察庁の任務は、「狙った獲物を有罪にする」ことではなくて、あくまでも真実の究明です。

特捜部についても、存在意義の有無にまで遡って、その在り方を徹底的に検証してもらいたいと思います。

かつて、大規模汚職事件などで政権の腐敗に鋭く切り込んだ特捜部のこんな姿を見なければならないとは、一市民として本当に残念で悲しいことです。

追記 仙台弁護士会もこの件について9月24日付で会長声明を出しています。興味ある方はご参照下さい。

http://www.senben.org/archives/1902

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