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2010年3月の5件の記事

司法修習生給費制廃止反対集会

先週金曜日、標記の集会が市民団体主催で開催されたので参加してきました。

司法修習生は司法試験に合格し、裁判官・検察官・弁護士になるための見習期間中の人です。現在約1年間の修習期間中は国から給与が支給されていますが、今年の11月からはそれが出なくなるのです。

しかし、そもそもロースクール制度を採ったことにより、司法試験に合格するまでは大学卒業後2年ないし3年勉強をしなければ司法試験を受けらなくなっています。

その間はアルバイトもできないくらい勉強に専念するそうなので、ロースクール中の奨学金だけで平均300万円、多い人で1000万円にも及ぶ借金を抱えているそうです。それを卒業して司法試験合格が決まるまで約半年あります。その間は奨学金も出ないので生活費は自分で何とかするしかありません。

その上で更に1年間の修習期間中に給与も出ないとなると、多くの人は修習終了までに500~600万円もの借金を抱え込むことになります。そんな借金を抱えた人が、社会的弱者のための割りの合わない仕事や、お金にもならない公益的活動などをやろうという気持ちになるでしょうか。

それ以前に、そんなに借金しなければなれないような職業を将来有望な若い人たちが目指してくれるんでしょうか。

このまま行くと、親が弁護士で地盤があるとか、お金持ちの家の子どもしか法律家を目指すことさえできなくなってしまいます(実際、自分がもし今の制度の下で法律家を目指すかと言われたら、かなり躊躇を覚えます)。

どんな職業でも、見習い期間中も多少の給料は保証されます。ましてや、司法修習生は修習専念義務があるのでアルバイトもできません。

多くは弁護士になるとは言え、弁護士も三権の1つである司法権の一翼を担う存在であることに変わりはありません。重要な国家作用の1つである司法権を担う人材を育成するために、しかるべき給与を保証することが国にとってそんなに不合理なことなんでしょうか。ましてや、もともと司法予算は国家予算の0.4%程度であり、細々とした予算しか使っていないのです。

次代の担い手をきちんと育成しようとしない社会というのはいつか大きなしっぺ返しがくるような気がしてなりません。

今までは、「給料がなくなって大変だろうな」としか思っていませんでしたが、これはロースクール生や修習生だけの問題ではないなと思いながら、会場を後にしました。

仙台で反貧困フェスタ開催

土曜日、仙台弁護士会館で、「反貧困フェスタ2010inみやぎ」が行われました。

各種分科会の外、湯浅誠さんの基調講演、パネルディスカッション、更にはなんでも相談や衣類・おにぎり提供までと、盛りだくさんな企画でした。

主催者発表では総参加者数440人ということで、市民の方の注目度の高さが窺われました。弁護士会館も1階から4階までほぼ全館大盛況という感じでした。

私は湯浅さんの基調講演を聴いただけでしたが、貧困の問題は労働政策や女性政策、福祉政策など多岐にわたる複合的な要因によるものであることを強く感じました。

もちろん政治家がきちんと対応することは当然ですが、法律家として、貧困は最大の人権侵害であるということから目を背けてはいけないと思いました。

現状では、何からどう手を付ければ抜本的な解決になるのか私には良く分かりませんが、とにかく我々の立場で少しずつでもやれるところからやっていくしかないのかなと思います。

これだけのイベントを準備された皆さん、本当に大変だったと思います。ご苦労様でした。

日弁連会長選挙について思うこと

既に新聞等でも報じられている通り、3月10日の再投票の結果、日弁連会長選挙は宇都宮健児弁護士が当選しました。

全国を挙げてのかなり激烈な選挙だったと思います。

現執行部路線継承派の候補者が敗れたことで、マスコミの論調などでは「司法改革を後退させてはならない」的な警戒感を顕わにするものも散見されました。

しかし、宇都宮候補は司法改革路線を否定するものではないと思いますし、支持者の中にも司法改革全般については肯定的な立場の人が多いと思います。私も宇都宮氏に投票しましたが、司法改革についてはずっと賛成の立場を取っています。

ただ、前にも書きましたが、これまでの日弁連内での司法改革論議は、とにかく踏み絵を踏まされるように「賛成か反対か」で色分けされてしまい、キメの細かい議論ができにくかったことは事実だと思います。

宇都宮候補は元々市民派の方ですから、市民目線で司法改革をどう修正・発展させて行くかという手腕に期待が集まったのではないかと思います。

それと同時に、特に地方で人気が高かったのは、弁護士業を過度にビジネス化させることについての危機感が背景にあると思います。

正義の味方を気取る訳ではありませんが、やはり弁護士である以上、「基本的人権と社会正義」という旗印は大事にしていきたいという思いを多くの弁護士は持っていると思います。そんな思いを汲んでもらいたいという気持ちが集まったのではないでしょうか。

法曹人口問題に関する宇都宮候補の見解にばかり注目が集まっているようですが、その点も含めて、社会全体として弁護士という職業に何を求めるのかを、一度立ち止まってみなで良く考えていく機会になってくれれば良いと思います。

「節つけ麺」のおんのじ

仙台国際ホテル裏手にあるラーメン屋さん「おんのじ」。

開店したばかりの頃、仙台中央署の接見の帰りに何気なく寄ってみたら、すぐに行列ができてしまう程の人気店だったのでした。

こちらのお勧めは、「節つけ麺」。ほとんどの人はつけ麺系をオーダーしているようです。

麺は中太麺でもちもちシコシコ。つけ麺のお店はよくコシを意識しすぎてややもすると麺が固く感じられることもあるのですが、ここはそんなことはなく、つるつるで食べやすい麺です。

一押しは何と言ってもスープ。かつお節の粉末がたっぷりと溶かし込んであって見るからにトロリと濃厚な印象ですが、魚介系なので食べてみると意外とさっぱり。麺と別にスープだけ飲んでみても結構おいしいです。

更に具がたっぷりなのも嬉しいところ。モヤシ、ネギ、チャーシュー、煮卵などてんこ盛りで、普通の具だくさんなラーメンを食べているかのようです。麺と濃厚スープにモヤシ&ネギのシャッキリ感が加わって、いい感じ。チャーシューもとろっと柔らかくておいしいです。

モヤシが沢山入っていることでスープの保温効果にもなっているようで、最後までスープが冷めにくく、麺を温かく食べられます。つけ麺って、最後の方が冷めちゃうのが個人的にはちょっと残念なところなので、これは嬉しいです。

私はどちらかと言うとつけ麺はあまり得意な方ではないのですが、こちらのつけ麺はおいしいと思いました。

麺の中盛りが無料サービスですが、私は普通盛りでも結構お腹いっぱいです。若手独身弁護士さんは是非試してみて下さい。更に上の大盛りや特大もあるようですが、麺の量が半端じゃないです。

仙台弁護士会定期総会

先週土曜日、仙台弁護士会の定期総会が行われました。

毎年のことではありますが、今年も午前9:30に始まって、午後6時までびっしり審議が続きました。仙台弁護士会の会員はホントに議論好きですね~。

最近は新人会員さんの出席率がとてもいいこともあって、総会員数330名中、出席会員の累計は約200人だったそうです。

これも毎年のことではありますが、総会員数にはほとんど実働していない方も含まれていることを思うと、この出席率もものすごいことですね。

総会では執行部のご努力が実り、無事全議案可決承認されました。

執行部のみなさん、本当にお疲れ様です。

さて、今年の総会では私も会の役職を拝命しました。4月から1年間、弁護士会の仕事を頑張りたいと思います。

来年の今頃、無事に総会を乗り切っておいしいお酒が飲めることを願うばかりです。

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