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2010年2月の6件の記事

国立大学入試

昨日・今日と、国立大学の2次試験が行われています。

仙台市内も朝の時間帯は入試会場へ向かう受験生の移動のため、あちこちで渋滞になっていたようです。

大学受験といえば自分の受験のときのことが思い出されます。

弘前の高校から同級生4人で一緒に受けに来て、仙台市内の和風旅館の4人部屋に泊まりました。

緊張感に包まれながらも、4人一緒なのでわいわいがやがやと修学旅行みたいに楽しくもありました。そのときの旅館は当時でも大分古く感じましたが、まだやってるんでしょうか。

会場は市内の某公立高校でしたが、そこもまた古くてお世辞にもきれいとは言えず、いかにも男子校らしい(と言っては失礼でしょうか)趣を感じました。

弘前を出るときは雪一色だったのに、仙台では全然雪が積もっていなくてそのことにまずびっくりしたものです。そして、駅前のペデストリアンデッキが立派なことにまた驚きました。

もう26年も前になりますが(そんなになるんですね~)、不思議とよく覚えています。司法試験の受験のときのことよりもよく覚えているかも。

受験生の皆さん、今年一年の集大成です。悔いの残らないよう、どうか精一杯頑張って下さい。

バンクーバーオリンピック女子カーリング

バンクーバーオリンピックの女子カーリングが面白いですね。

この前のイギリス戦は、両チームとも針の穴を通すような正確なショットの連発で見応えのある一戦でしたが、最後の最後に目黒選手のスーパーショットが出てイギリスを振り切りました。

カーリングは「氷上のチェス」とも言われるようですが、当たった石の反射を読む面白さなんかはビリヤードのイメージに近いようにも思いますね。

ともすると、女子選手の容姿とかに注目が集まりがちですが、競技としても本当にドラマチックで面白いですよね。NHKのテレビ中継では、解説の方も相当興奮して大声出しまくってましたし(^_^;)。

ところで、カーリングと言えば思い出すのが、長野オリンピックのときの男子予選最終戦です。

準決勝進出をかけたアメリカとのタイブレークの試合でした。

日本がほぼ勝利をつかんだかと思われた第10エンド、アメリカチームの最後の一投が信じられないほどのスーパーショットで、僅かに日本が惜敗しました。

その一投を見届けた瞬間、日本チームのスキップの敦賀選手(イケメンで当時人気でした)が仲間のところにそっと歩み寄って、「ゴメン」と言ったのです。敗戦は彼の責任でも何でもなく、本当にぎりぎりのスーパーショットが相手に出てしまったというだけの理由だったのですが、責任を一身に背負い込んだ彼の姿は、痛ましくもあり、すがすがしくもあり、仲間を思う気持ちに溢れていて、テレビ越しにもすごく感動的に見えました。

私の中では冬季オリンピック名シーンのベスト5に入る印象的なシーンでした(あとの4つはまだ決めてませんが・・・)。

それにしても、そのときの日本チームの選手の1人だった近江谷さんの娘さんが、今やバンクーバーで日本代表として活躍されているのですから、時の流れの速さを感じずにはいられませんね。

DVのサイクル

よく言われることですが、DVにはサイクルがあるとのこと。

緊張期→暴力爆発期→ハネムーン期

この3つの時期が循環して訪れるそうです。

ここでくせ者なのが「ハネムーン期」。

暴力が爆発した後は、暴力をした側もやり過ぎてしまったと後悔したり相手に同情したりする気持ちが芽生え、一時的に優しくなるというのです。

結局はその状態は長く続かず、緊張期を経てまた暴力という繰り返しになってしまうのですが、この優しい時期があるために、「自分をまだ愛してくれている」とか、「今度こそは変わってくれるのではないか」などの期待を抱き、なかなかDVの連鎖から抜けられないということです。

石巻の事件で逮捕された少年や、拉致された少女も、そんなDVのサイクルの中をさまよっていたのでしょうか。

今は行政にもいろいろな相談窓口がありますし、各地の弁護士会も法律相談を随時行っています。

とにかく、早めに第三者に相談することが何よりも大切なことだと思います。

石巻で殺傷事件

地元宮城県の石巻市で3人殺傷という痛ましい事件が起こりました。

内容は新聞報道でしか分かりませんが、DV絡みで警察にも何度も相談していたとのこと。

もう少し早く何とかならなかったのかと思う方は少なくないと思います。

警察もそうですが、我々弁護士も、こんな事件に発展する前に頼りにしてもらえる存在ではなかったかと思うと、本当に残念です。

詳しいことはこれから徐々に明らかにされていくことと思います。

せめて原因をしっかり究明してもらうことを願わずにはいられません。

そして、暴力では何も解決にならないことを、我々もいろんな場面で伝えていかなければと思います。

向日葵の咲かない夏:道尾秀介

久しぶりに背筋がゾ~ッとする感覚を味わった1冊でした。

主人公は小学4年生の男の子。その割りには大人びた口調での一人称で物語りは綴られます。

一学期の終業式の日、主人公は学校を休んだ友だちS君の家に荷物を届けに行きますが、そこで、S君の首つり死体を発見します。

慌てて家に戻り、先生に伝えますが、先生と警察官がS君の家に行ってみると、死体は忽然と消えていました。

といったあたりが物語の導入部分です。この導入自体かなり衝撃的ではありますが、まあ、ミステリー小説としては、なくもないかなと言ったところです。

しかし、物語はそこから意外な展開を見せます。

主人公と、主人公に輪をかけて大人びた話し方をする3歳の妹、そしてもう1人の登場人物の3人による死体隠しの犯人捜しが始まるのですが、3人それぞれについて、そしてそれ以外にも少なからぬ登場人物について、読者の心には奇妙な違和感または謎が植え付けられていきます。

犯人捜しが縦軸、登場人物の謎にまつわるエピソードが横軸になり、それが複雑に絡み合いながら物語は進みます。

そして、最後にそれが一本の糸のようによりあわされたとき、隠された驚くべき真実が忽然と浮かび上がります。

終盤は怖い物見たさでどんどん読み進んでしまいましたが、読み終えたときには、人間の狂気や、人の心の闇の深さを見せつけられたような気がして、氷のように心が凍える思いがしました。

それと同時に、これはミステリー小説ではなくてサイコホラー小説なのだということを理解しました。

物語の端々にちりばめた伏線を最後に見事に収斂させているところや、空想的な場面と現実の世界とをうまくシームレス交錯させて描いているところなど、筆者の構想力、表現力は本当に見事だと思いました。別の作品も是非読んでみたいですね。

皆さんもご一読下さい。でも、どちらかというと冬よりも夏の夜にでも読む方がお勧めですね。

仙台で法教育シンポジウム開催

30日土曜日に仙台市内で法教育シンポジウム「未来を拓く法教育in仙台」が開催されました。

仙台弁護士会法教育委員会の委員もパネラーで参加していたので見に行ってきました。

法教育というのは、現在の法律がどうなっているということを知識として教えるのが目的ではなく、法律の背後にある重要な価値(自由・平等・正義・公正など)を体験的に理解してもらい、自分たちで問題を解決したり社会に参加していこうという主体的な意欲を身につけてもらうというようなことを目的にしています。

日弁連では10年近く前から積極的に取り組んでおり、近年では法務省や文科省も感心をもって取り組んでいるテーマです。仙台弁護士会でも平成16年から委員会を作り、出前授業やジュニアロースクールなどの企画をやっています。

まだまだ知名度も高くないので、そもそも「法教育」ってなんなのかを理解してもらうところから始めなければならないのですが、今回は130人余りの出席者があり、教育関係の方々も大勢お見えのようでしたので、よいPRになったのではないかと思います。ちなみに、今回のシンポの主催は法務省ですが、日弁連も共催の立場で協力しております。

シンポで印象に残ったの、「人は社会的な動物であり、1人では生きられない。1人1人の人に重要な人権があることを知り、互いの多様性を認め合って生きていくこと、そういう社会の形成を目指していくことが法教育の大きな意義だ」というパネラーの言葉でした(仙台会の委員の方ですが)。

もちろん一朝一夕に進む話ではなく、全く遠大な計画ではありますが、そんな社会が実現するよう願って、我々は活動を続けている訳です。

最近は若い会員の方も興味を持って参加して下さる方が多くなってきて頼もしい限りです。

教育関係の方、もし興味がおありでしたら、仙台弁護士会までお問い合せ下さい。なるべくご希望にお応えできるよう頑張りますので。

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