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2009年9月の4件の記事

秋の気配:オフコース

高校生の頃、世間ではオフコースがすごく流行っていました。

でも、その頃は浜ショーさんなどの硬派系ロックも全盛期だったので、思春期の男の子にとって、ストレートに恋愛を歌うオフコースの歌に惹かれつつも、表だってファンだと言うことはちょっと気恥ずかしく感じられ、「隠れオフコースファン」が少なくありませんでした。

当然私もその1人です。

オフコースの名曲は本当に数え切れないくらいありますが、今の時期にぴったりなのは、やはりこの歌ですね。

「あれがあなたの好きな場所 港が見下ろせるこだかい公園」

アコースティックギターのイントロから、小田さんの澄んだ声で、ごくなにげない恋人たちのごくなにげないひとときが描かれます。夏から秋にかけての透明感を増しつつある空が目に浮かぶようです。

「あなたの声が小さくなる ぼくは黙って外を見てる」

本当に何気ない2人の静かな時間。きっと、ずっとこんな時間が続くことを2人は願っているのでしょう。しかし、サビのところで様相が変わります。

「こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れていく」

2人の心に、ほんの少しほころびが見え始めてきます。きっと、2人の間に特になにか大きな出来事があった訳ではないのでしょう。「ぼく」もずっと彼女のことを好きで居続けたいと願っていたのでしょう。それでも、知らず知らずのうちにすれ違う心に気付いてしまい、そのことにとまどいと罪悪感を感じている「ぼく」・・・。

このサビのフレーズの切なさが何とも胸にしみて、とても好きでした。

2番になると

「大いなる河のように、時は流れ戻るすべもない」

と更に無常感が強くなってきます。

愛し合っていても、それをずっと続けることは難しい。ささいな理由でほんの少しすきま風が吹き始めると、一生懸命にそれを修復しようとしてもどうにもできず、だんだん2人の間の溝が大きくなっていく・・・。どうしようもないはかなさともどかしさ・・・。

好きなのに離れていく、そんなシチュエーションでもがき苦しむせつなさが、「大人の世界のほろ苦い恋愛」を思わせて、高校生の私にはとても奥深く感じられたものでした。

あれから20数年、今では「秋の気配」どころか、それを大きく通り越して「氷河期」を迎えてしまったご夫婦のトラブルに携わる仕事をしていようとは思いもよりませんでしたが・・・。

人生、せつないことはせつないですが、歌みたいにきれいな世界という訳にはいきませんね。

でも、だからこそ我々の出番もある訳なんですけどね。

ランチもデル・カピターノ

シルバーウィークはどこにも出かけず、半分くらい事務所に来てたので、すっかり仕事がはかどりました(苦笑)。

せめてお昼くらいはゆっくりランチしようと思い、以前ご紹介したデル・カピターノに行ってみました。休日でも同じランチをやってるのがとても嬉しいところです。

ランチセットは1,200円でサラダ、メインの一品、パン、デザート、ドリンクが付きますが、このお店の太っ腹なところが随所に現れています。

まず、席に座ると、ミネラルウォーターとスパークリングウォーターがどちらもボトルで出てきます。これって普通はお金を払って頼むものじゃないの?と思うくらい立派なお水で、特にスパークリングウォーターは私のお気に入り。

サラダは前菜風にきれいに盛りつけられ、魚介のマリネやゆで卵などが添えられていて、見た目にもゴージャス。これは、普通に「前菜」と呼んでいい領域ですね。

更に、メイン料理はパスタや魚料理・肉料理から一品選べて、値段はどれを選んでも同じです。

私は「ボラと野菜のグリル」を選びましたが、ボラは皮はパリパリで中はジューシー、野菜(ネギ・ピーマン・プチトマトその他)もグリルしたことによって野菜の甘みが引き立てられて、噛むとじわ~っとおいしさが口一杯に広がります。

一緒に行った妻は鴨のラグーのパスタを頼んでいたので、少しずつシェアして食べてみましたが、こちらもチーズがたっぷりの濃厚な味ですごくおいしいです。

デザートはアップルパイでしたが、こちらも素朴ながらほっとする味わい。

これだけでもすごいのに、ドリンクにはコーヒーなどのほかに、ビール・ワインなんかも選べるのです!更に、100円で追加オーダーもできるとのこと。

さすがに社会人としては昼からビールやワインは飲めないのが残念なところですが、本当にのんびりしていい日があれば、是非ワインで優雅にランチを楽しんでみたいところですね。

これで1,200円はかなりのコストパフォーマンスです。

更にサラダを前菜に替え、デザートを豪華にした1,800円のコース、メイン料理を2品選べる2,600円のコースなどもあるみたいです。もっとリッチに決めたい方は是非どうぞ。

デル・カピターノ

http://www.delcapitano.info/

事件は誰のもの?

まだ若手弁護士の頃、よく、依頼者の希望する解決と、現実的にできそうなこととのギャップに悩まされたものです。

一番顕著に現れるのが、訴訟の中である程度の和解案が示され、それに応じるかどうかという場面です。

弁護士の立場からすると、敗訴判決をもらうのは最悪の結果なので、何としてもそれは避けたいと思っています。判決になった場合の見込みというのは意外と分かるようで分からないもので、思いもよらない負け判決をもらうこともあるものです。

また、仮に勝訴しても控訴されると更に時間や費用がかかるとか、強制執行でどの程度回収できるかという心配もあります。

そんなこんなを考えると、ある程度の線で和解で解決したいというモチベーションは弁護士側には常にあると思います。

もちろん、弁護士側の都合だけではなくて、多少譲歩しても早く解決して新しいことに目を向けていただく方が依頼者のために良かれと思う気持ちもあって和解を勧める訳ですが、でも、依頼者はそれで納得してくれないことが少なくありません。

そんなときの対応に、若い頃は苦慮したものでした。

当時の年配の弁護士さん方は、それでもかなり強く依頼者を説得して和解させる場合があるようでした。それはそれで、プロとして、本当に依頼者のためを思って強く説得するのですから1つの見識だと思います。でも、稀に、「うちの弁護士は何もしてくれなかった」「弁護士に勝手に決められた」といった不満の声が(弁護士会の法律相談のときなどに)聞こえてくることも当時はありました。

私は、最近は、そんな状況のときに「事件は誰のもの?」と自分に問いかけてみることにしています。言うまでもなく、事件は依頼者ご本人のものに決まっていますが、我々はプロとして最善の事件処理にこだわる余り、時としてこの当たり前の答えを見失ってしまいがちなんだと思います。その結果、依頼者の本当の気持ち(依頼者は全て本心をさらけ出してくれるとは限りません)に気づかず、弁護士の独りよがりになってしまうこともないとは言えません。依頼者は表面上納得してくれているようでも、心の中に不満が募っていることもあると思います。

仮に和解案を蹴飛ばして、結局負け判決をもらうことになったとしても、そのリスクを十分説明した上で、依頼者ご本人の希望でそうしたのであれば、それはそれで仕方がないことですし、その場面ではそれが最善の事件処理なのだと思います。

中途半端に不満を残したまま無理やり和解するよりも、きっと依頼者も納得してくれる筈ですし、こちらが誠実に事件処理をしていれば、必ず理解してもらえると思うのです。

負け判決をもらった後でも、控訴して和解協議に持ち込むこともあり得ますし、解決の方法はいろいろあると思います。要は、必要以上に負け判決を恐れないことが大事なのではないかと思います。

依頼者のために最善を尽くしながらも、ときどき立ち止まって「事件は誰のもの?」と問いかけてみることが、依頼者との信頼関係を強くすることにつながるのではないかと思います。

日弁連全国野球大会in仙台

以前の記事でもお知らせしたかと思いますが、10月に日弁連の全国野球大会が仙台で行われます。各地の予選を勝ち抜いた8チームが優勝をかけてガチンコ勝負します。

一昔前まではのどかさも残る大会でしたが、最近は弁護士野球の世界も若返りが進み、元甲子園球児も出現するなど、スピードとパワーがないと勝ち残れません(それでも老獪なベテランもまだまだ頑張っているのは草野球のいいところ)。

各地からはそろそろ予選結果の知らせも届いてきました。

仙台は開催地なので準備に大わらわですが、チーム強化にもかなり力を入れていますので、きっといい成績をあげてくれると思います。

仙台弁護士会の中にも応援チームができたりして、盛り上がってきました。

私は今年は余り練習に出れてないので、実行委員の仕事でチームに貢献したいと思います。

仙台弁護士会野球部の皆さん、本番まであと一息、気合いで頑張りましょうね!!

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