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ある個人再生手続申立事件

少し前に、個人再生手続申立事件の認可決定が確定しました。

途中いろいろな事情があって、受任してからかれこれ1年くらい経ったでしょうか。

自宅はお持ちでなかったのですが、勤務先の関係で、自己破産すると会社を辞めなければならなくなるおそれがある(法令上の職務制限規定に該当する)ということで、破産ではなく個人再生手続を希望された方でした。

仙台地裁では申立後、認可決定までの間、予想される返済月額に相当する金額を代理人弁護士に積み立てるように勧告される扱いですが、この方は毎月の積立もきちんとしており、必要書類もすぐに用意してくれて、とてもしっかりした方でした。

こんなしっかりした方でも、一時的に借金を抱えてしまうこともあるのですから、借金をしてしまうこと自体を一概に責めることはできないなと改めて感じます。

と同時に、一度の失敗で全てを失うことなく社会での再起を果たせるというのはやはりいい制度だなと思います。

認可決定確定後に返済について打ち合わせをしましたが、勤め先の会社で役員に昇格する話も出ているとのことでした。真面目な方なので、きっと仕事ぶりも評価されているのだと思います。こういうお話を聞くと、弁護士としても嬉しい限りです。

これからも、是非頑張って欲しいものです。

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