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2009年8月の6件の記事

総選挙雑感

総選挙は下馬評どおり(あるいはそれ以上に)民主党の大勝でした。

どこかの新聞にも書いていましたが、民主党がいい悪いよりも、とにかく政権交代をしなきゃダメだという国民の思いが結集した結果だと思います。

自民党の閣僚経験者ら大物議員が続々落選していく様子は、小選挙区制の怖さをまざまざと見せつけました。

それにしても、自民党の凋落ぶりは本当に印象的でした。

安倍さん、福田さん、麻生さんと、2世議員しか総裁に出せなかったあたりから既に人材不足を露呈していたと思いますが、ここまで状況が酷くなっても、手をこまねいて見ている以外、誰も何もできなかったというのは、党内をまとめるいわゆる「大物」または「実力者」がもういなくなってしまったのかなと思わされました。

正に、組織が溶けていく様子というのはこんな感じなんでしょうか。空恐ろしい感じを受けました。

これからは思い切った世代交代をするなどして、新しいリーダーを育てていかないと、今後も厳しくなるんじゃないでしょうか。

逆に民主党も、マニフェストで大風呂敷を広げた分、実行できないとすぐに国民から見放されるでしょうね。これからが大変です。

ところで、全然違う話ですが、小泉Jr.の対抗馬で、昔「あいのり」に出てた「総理」こと横粂さんという弁護士が出てたんですね(比例で当選のようです)。写真で見て思い出しました。

きっと、ご本人は本当に将来の総理を狙ってるんでしょうね。

ご活躍を祈りたいところです。

花巻東高校、残念でした!

花巻東高校甲子園準決勝で敗退、残念でしたね~。

お隣の県ですが、同じ東北勢として、応援してました。

菊池雄星君のガッツあふれる投球と、エースとしての責任感にあふれた態度は本当にカッコ良く、中年の私たちをも久しぶりに熱くさせてくれました。

準決勝は本来の投球ができる状態ではなかったみたいですが、とにもかくにも最後の試合で投げることができて良かったですね。そうじゃないと悔いが残ったと思います。

試合後に号泣する姿には、こちらまでグッと来てしまいました。

これで終わりじゃないですから、まずはゆっくり休み、体を治したら更に上を目指して欲しいと思います。

できれば、地元の楽天に入って、岩隈・マー君との3本柱に育っていってもらいたいものですね~。

個人再生事件増加中?

たまたまかも知れませんが、ここに来て、個人民事再生手続申立事件が増えているような気がします。私の担当だけでも7~8月で4件ほど受けました。

4件というと、たいしたことないように思われるかも知れませんが、司法統計によると、仙台地裁での個人再生の年間の受理件数は大体400~500件となっており、仙台圏の弁護士1人あたりにすると約1.5件くらいの計算です(もっとも、個人再生はやらないという弁護士もいますので、実際に受けている弁護士1人あたりにするともっと多いとは思いますが)。

私も通常は年間で数件というところなので、1~2ヶ月で4件というのは、結構多い感じがします。

過払金返還請求が一段落して、これからは破産や個人再生でないと解決できない案件が増えるのかも知れません。

前回も少し書きましたが、個人再生手続は住宅ローンはそのまま払い続けて(従って、自宅を残せます)、それ以外の一般債権は最大約80%(負債総額が大きい人は最大約90%もあり得ます)をカットしてもらえるという制度なので、多重債務状態の方にとっては非常にメリットが大きいと思います。ご依頼が増えてきたということは、それだけ広く知られるようになってきたということなんでしょうね。

ただし、最低3年の分割払いが前提のため、ある程度継続的に収入を得る見込みのある人でないと申立が認められないのが難点です。

債務者本人の収入等は問わない代わりに、親族等の援助により一括払いするという再生計画も認められるようになると、もっと使い勝手がいいと思いますけどね。

ある個人再生手続申立事件

少し前に、個人再生手続申立事件の認可決定が確定しました。

途中いろいろな事情があって、受任してからかれこれ1年くらい経ったでしょうか。

自宅はお持ちでなかったのですが、勤務先の関係で、自己破産すると会社を辞めなければならなくなるおそれがある(法令上の職務制限規定に該当する)ということで、破産ではなく個人再生手続を希望された方でした。

仙台地裁では申立後、認可決定までの間、予想される返済月額に相当する金額を代理人弁護士に積み立てるように勧告される扱いですが、この方は毎月の積立もきちんとしており、必要書類もすぐに用意してくれて、とてもしっかりした方でした。

こんなしっかりした方でも、一時的に借金を抱えてしまうこともあるのですから、借金をしてしまうこと自体を一概に責めることはできないなと改めて感じます。

と同時に、一度の失敗で全てを失うことなく社会での再起を果たせるというのはやはりいい制度だなと思います。

認可決定確定後に返済について打ち合わせをしましたが、勤め先の会社で役員に昇格する話も出ているとのことでした。真面目な方なので、きっと仕事ぶりも評価されているのだと思います。こういうお話を聞くと、弁護士としても嬉しい限りです。

これからも、是非頑張って欲しいものです。

裁判員裁判第1号事件

先日、裁判員による裁判の第1号事件の判決が出ました。

殺人事件で、求刑が懲役16年のところ、懲役15年の判決だったそうです。

新聞のコメントでいろいろな人の感想が載っていますが、やはり従来の量刑感覚からするとやや重めな気がします。

弁護側は被害者側の落ち度を1つの争点にしたようですが、(法律家としては当然に指摘すべきことであったとは言え)一般市民の方の感覚では被害者側の落ち度をあげつらうように見えること自体、弁護側が意図したような共感を得るに至らなかったのではないかと思いました。

それよりも、被告人の生い立ち、家庭環境、仕事ぶり、性格等々、被告人の「人となり」の部分を裁判員の方に理解してもらい、なぜそのような事件が発生してしまったのか、被告人の立場に立って考えてもらうような活動が今まで以上に必要になるような気がします。

新聞のコメントでも一般傍聴者の方が、そのようなことをもっと知りたかったと述べているものがありました。

いずれにしても、刑事裁判のあり方が大きく変わることは間違いありません。我々弁護士もこれまでよりかなり大変にはなりますが、市民の方に何日も参加していただくのですから、しっかり頑張らなければと思います(私は今のところ、まだ当たっていませんが)。

ジュニアロースクール仙台今年も無事終了

8月1日に仙台弁護士会の「ジュニアロースクール仙台2009」が開催されました。

毎年夏休みの時期に開催して今年で6年目になりますが、今年は中学生28人、高校生19人の合計47人に参加していただき、過去最高となりました。

午前の模擬授業も例年同様盛り上がって良かったと思いますが、特に午後の模擬裁判は盛り上がって大盛況でした。

仙台弁護士会の模擬裁判の特徴は、子供さんたちに飽きずに見てもらえるように、受け重視でギャグをふんだんに取り入れているところです。

毎年4月頃から台本を作り始めますが、ここをもっとこうした方が面白い、とか、ここでこのギャグを是非入れたいとか、みんなでワイワイやりながら作ってます。

ときには本筋と関係ない方向に暴走してしまうこともあって、ストーリーを現実に戻すのも一苦労です。

でも、その甲斐あって、今年も皆さん、とても楽しそうに見ていただき、こちらの用意したギャグもほとんど拾ってもらえたので、我々としてもうれしい限りです。来年も是非来たいと言ってくれた子供さんも何人かいました。実際、今年も2年連続、3年連続という子もいました。

そういう楽しそうな感想を聞くと、苦労も報われる気がしますね。

考えてみると、弁護士会のイベントは多々ありますが、これだけお笑い路線でやってるものって、外にはないですよね。ある意味貴重なイベントですね。

今年は若手の会員から新しいアイディアがいくつも出されたのも充実した一因だと思います。来年もまた新しいアイディアを取り入れて、今年以上に楽しいものを作りたいと思います。

仙台弁護士会法教育委員会の皆さん(特に、準備に当たってくれた若手弁護士の方々)、本当にご苦労さまでした。来年もよろしくね。

※地元の河北新報さんが取り上げてくれてました。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090803t13003.htm

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