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事故米騒動について

事故米不正転用騒動が拡大の一途をたどっています。

事故米と知らずに買わされたメーカーや消費者は本当にたまったものではありません。

今回もまた、何度も検査に入りながら事故米の転用を見過ごしてきた農水省の怠慢さが批判の的になっていますが、今回の件は今までの食品偽装や産地偽装の問題とは違う側面があると思います。

それは、農水省自身がもともと事故米を三笠フーズに売った当事者であり、報道によると三笠フーズはいつも大量に買ってくれる「お得意さん」だったらしいということです。

売れなければ費用の無駄と指摘され、避難を浴びかねない事故米を大量に買い込んでくれる三笠フーズは、農水省にとってとてもありがたい存在だったでしょう。そんなありがたいお得意先が迷惑になるようなこと(又は買い受けを辞めるようなことになりかねないこと)を、農水省の「お役人」がとうていやるとは思えません。

大体、食品会社が工業用のりの原料にしかならないという事故米をそんなに大量に買い込んでいること自体不思議な話で、ちょっと注意をすれば気付きそうなものです。

監督官庁であるという立場と、米を買ってもらわなければならない商売人的な立場が一緒になっていることが最大の問題であると思います。農水省は検査に強制力がないから仕方ない的なコメントをしてますが、仮に強制力があったとしても、このような構造が続いている限りは検査にも手ごころを加えてしまうでしょう。

やはり、消費者の立場から各省庁を横断的に統括する「消費者庁」の創設が必要なのではないかと強く感じます。福田政権がなくなっても、きちんと前向きに進めて欲しいものです。

仙台弁護士会でも食品偽装の問題や消費者庁の問題に取り組んでいます。今年の4月には会長声明も出していますのでご覧ください。

http://www.senben.org/senben/seimei/20-03.html

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