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「やる」か「やらない」か迷ったら、「やれ」

最近はこのブログを仙台の若手弁護士さんも読んでいただいているようなので、たまには経験に基づく教訓というか、自分のポリシーなども書いてみようと思います。

仕事をしていると、何かのときに、「ここで○○をやった方が良いか、そこまでしなくても良いか」ということで判断に迷うときがあると思います。例えば、我々の業界だと、予め仮差押をかけておく方が良いか、かけなくても良いかというような場面です。

その場合は、もちろん、やったとき・やらないときそれぞれのメリット・デメリットやリスク等々を比較検討して、事案ごとにどちらにするかを決めていくしかないのですが、いろいろ考えてもどうにも判断がつきかねる場合があると思います。

そういうときには、極力、何かを「やらない」方向よりも「やる」方向に決断しようというのがタイトルの意味です。これは私が弁護士になってから今までずっと心がけている信条でもありますし、昔、よく後輩の弁護士さんと飲んだりする機会があった際にはそんなアドバイスをしていました(最近は若い弁護士さんとお付き合いすること自体減ってしまいましたが)。

何かを「やる」ということは、それによって事態に変化が生じますし、相手からのリアクションもあります。やったことについての責任も自分が負わなければなりませんし、中途半端な知識や経験でやると自分自身が恥をかくことになるかも知れません。

それに対して、「やらない」ことにすればとりあえずは現状のままですから、大きな変化もなく、極端に自分が恥をかくようなこともない訳です。

人間、弱いものですから、どちらがいいかぎりぎりまで迷った際には、どうしても自分が傷つかずに済む消極的な方向に判断が流れていきがちなのではないかと思います。だからこそ、私はそういうときには敢えて逆の方向に決断するのが良いと思っているのです。

特に若いうちから安全な方、消極的な方に流れるくせがついてしまうと、弁護士としての進歩がとまってしまうような気がします。怖くても責任が重くても、踏み込んで何かをやってみることで覚えることは山ほどありますし、その積み重ねが、ベテランと呼ばれる時期以降の財産になっていくのではないでしょうか。

私は、元来は、どちらかと言うと引っ込み思案で消極的なタイプの人間だったのですが、このような信条で行動するようになってからは、仕事面だけでなくプライベートにおいても少し前向きというか積極的な性格になったような気もしています。

そんな訳で、私の推奨の信条なのですが、なんと言っても依頼者の意向が第一ですし、勤務弁護士の皆さんは事務所の方針とかもあると思いますから、独走せず、よく周りの方々と相談しながらやって下さいね(^^)

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